理論上タイムトラベルは可能!?「ブロック宇宙論」について
皆さんどうもこんばんは。トキです。
皆さんは「タイムマシンに乗って過去や未来に行ってみたいな~」と思ったことはありますか?
今回はタイムマシンを理論上可能とする「ブロック宇宙論」について、わかりやすくかみ砕いてご紹介したいと思います。
それでは見ていきましょう!!
目次
ブロック宇宙論とは?
宇宙についてほとんどのことが解明されていません。
そのため多くの専門家がその謎を解明しようと、様々な宇宙論を掲げています。
その一つが「ブロック宇宙論」です。
宇宙はビックバンという現象によって出来上がったというのが、現在の定説です。
その説によると、ビックバンによって時間や物質が生まれ、現在のような宇宙が誕生したとされます。
「ブロック宇宙論」とは、ビックバンによって宇宙が誕生したとき、過去も未来も現在もすべてが出来上がったという考え方です。
「時間」は存在しない
時間は過去➡現在➡未来という順番に流れています。
そして僕たちは常に現在を生きていて、一方通行で過去や未来に行くことができないというのが、一般的な考え方です。
しかし「ブロック宇宙論」では、時間は存在しないと考えられているのです。
「時間というものは人間が作り上げた幻想の概念にすぎず、過去も現在も未来もすでに完璧な形で存在している」というのです。
時間の流れを感じるのは、単に人間の記憶によるもので、実際には時間は流れていない
ということのようです。
未来は決定されている?
ドラマや映画をDVDで鑑賞する時のことを思い浮かべると、わかりやすいかもしれません。
ドラマや映画のストーリーはすでに完成されており、変えることはできません。
それと同様です。宇宙が完成したときに、「宇宙の一生」というストーリーも完成されたということです。
「宇宙の一生」というストーリーには、もちろん私たちの一生も組み込まれています。
「え、じゃあもう未来は決められているの?」と思った方もいるかもしれませんが、「ブロック宇宙論」によると、そういうことになります。
つまり、過去、現在、未来はもうすでに決められており、僕たちは決められた道を歩いているだけだと考えられるのです。
タイムマシンは実現可能
「ブロック宇宙論」によると、もうすでに過去も現在も未来も存在しているので、行き来する方法さえあれば、自由に行き来することは可能だということになります。
これはDVDを早送りしたり、巻き戻ししたりできるのと同様です。
ただこの理論によると、SF映画のワンシーンのような「自分が二人いる」「過去を変えると未来が変わってしまう」というようなタイムパラドックスは起きないです。
なぜなら過去、現在、未来という決まった道を自分自身が行き来しているにすぎないからです。
ちなみに過去や未来に行くと、その年代に合った姿になるといいます。
例えば20歳の人が10年前に戻ると、10歳の姿になるということです。
まとめ
ブロック宇宙論が本当なら、
「自分の意志で決めた」と思っていたことも、実はすべて「決められていた結果」にすぎないのかもしれません。
自分が生まれたという現実、今通っている学校や職場、付き合っているパートナーなど
すべてはシナリオ通りなのです。
そして「人間が存在する宇宙」は、数あるビデオの中の一本に過ぎないのかもしれません。
もしそうだとしたら、そのストーリーはいつ作られたのか?どこに保管されているのか?そして誰が作成したのか?
ますます謎の宇宙が怖くなってきますよね。
いかがでしたか。
今回の記事は深いけど、怖いですね。
自分の未来が決められているって思うと、ポジティブに考えれば
どんな失敗も自分のミスではなく、「決められていた」のかもしれませんね。
それではまた次回の記事でお会いしましょう!!
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