ビジネスで使える!交渉を有利にする「心理テクニック」
皆さんどうもこんばんは。トキです。
皆さんは駆け引きは得意ですか?
今回はビジネスや恋愛でも使える駆け引きを優位にする、心理テクニックを少しご紹介します。
それでは見ていきましょう!!
目次
「親近化効果」と「初頭効果」話す順番で印象は変わる!?
まずは「親近効果」についてです。
たとえばある人(仮に山田くんとします)を評価する場合、
A:山田くんは、いい奴だけど、ケチなんだ。
B:山田くんは、ケチだけど、いい奴なんだ。
この2つのパターンではBの言い方のほうが好印象になりますよね。
また、就職の面接でも、
A:20ヶ国もの海外訪露の旅をしていたので、学業成績は悪いです。
B:学業成績は悪いですが、20ヶ国もの海外放浪の旅をしていました。
当然Bのほうが好印象となるでしょう。
このように、物事のプラスとマイナス、伝えるべき情報が2つある場合はマイナス面を先に、相手の記憶に残したいプラス面はあとに言うことで、良い印象を与えることができるのです。
これを心理学では「親近化効果」と呼びます。
しかし、伝えるべき情報が複数ある場合は、印象に残したい言葉を最初に言います。下にある女性についての評価を並べました。
A:美人・おしゃれ・真面目・頑固・批判的・嫉妬深い
B:嫉妬深い・批判的・頑固・真面目・おしゃれ・美人
この場合、Aが好印象、Bが悪印象に映る傾向が強いでしょう。
これは「初頭効果」と呼ばれるもの。初対面で相手のイメージが固まってしまうのも、この「初頭効果」によるものなのです。
「親近化効果」と「初頭効果」、情報量と話す順番を把握して、相手に与える印象をうまく操作しましょう。
企画や提案を通すためのテクニック「二者択一」から「選択」へ
なんとしても実現したい、自分イチオシの企画や提案を通すにはどうすれば良いでしょうか?
まず、会議で企画を通そうとするとき、上司は「この企画を通すべきか否か」、参加者も「賛成すべきか否か」という「二者択一のマインド」です。この「マインドセット」を組み替えてしまいましょう。
そのためにまず、本命企画の他にダミーの企画を2〜3個つくりましょう。これによって上司や参加者は「採用・不採用」の「二者択一マインド」から、複数の企画のなかで「どれが一番良いか」を探す「選択のマインド」に変わるのです。
つまり、複数の企画を出すことで「却下する」という選択肢が消えます。
これで企画や提案が通る確率は飛躍的にアップするでしょう。
また、「決められない」人には「AとB、どちらが好き?」というように、他の選択肢を消すことで、答をAかBのどちらかに誘導することができます。
このように、実際には複数の選択肢があるのに、二択しかないと思わせるのは、誤った前提ゆえ「誤前提暗示」と呼ばれています。
「秘密」や「本音」を引き出すテクニック
相手が言いたくないことがある場合、「一般論」や「たとえばの話」としてすり替えて話せば、核心まではたどり着けなくても、大方のアウトラインがつかめるはず。
例えば
A:一般論ですが、御社くらいの企業なら40代で年収1000万円は固いでしょ?
B:それは昔の話、今は役員クラスでないと。せいぜい800万円台くらいかな
このように「一般論」と前置きしただけで、あらたかの年収レベルの見当がつきました。
また、わざと誤った話をぶつけることで、ホンネやヒミツがこぼれ落ちます。
A「一般的に、こうした製品の原価率って10~15%ぐらいが業界の標準なんですよね」
B「いえいえ、それは大きな誤解ですよ。この手の製品は内臓のマイクロモーターだけでも製品価格の5割近くを占めるので、かなりの高コストですよ」
という感じで、見当違いの話をされると、つい「訂正しておかなくては」という使命感から、様々な事情を話してしまうものなのです。
他にも「それホントですか?」とあえて相手の話を否定することで、より詳しい事実や経緯を聞き出す方法や、「ここだけの話なんですけど…」と、こちらから切り出すことで、相手から「お返し」としてのヒミツを引き出すという方法もあります。
まとめ
今回は上記3つのテクニックをご紹介しました。
このテクニックをうまく使えば「ビジネス」だけでなく「恋愛」や「人間関係」にも応用がききます。
よかったら使ってみてください。
いかがでしたか。
この記事を書いていて「最近心理学ばかりだな」って思ったのですが、いいのかな?
次はまたスピリチャル系書きたいので勝手に書きますね。(笑)
それではまた次回の記事でお会いしましょう!
よかったらこちらの記事も読んでみてください。
www.jiyou-kimamana-zyouhoukyoku.info
www.jiyou-kimamana-zyouhoukyoku.info